『 何としても口臭を治したい 』

と強く願っている人だけ
読んでください。

私は医師です。
口臭のない興味本位の人は
今すぐ立ち去って下さい。

歯磨きペーストを変えただけで治る程度の口臭、
マウスウォッシュしただけで治る程度の口臭、
ブレスケアだけで治る程度の口臭、
彼氏や彼女を作れる程度の口臭、
   ↑↑↑
こうした方々は対象としていません。

ここで対象としている方々は
大学病院の口臭外来にかかっても治らないし、
その他あらゆることを試したけど
何をやっても、どうあっても治らない、
そういう重症の口臭で苦しんでいる
人たちを対象としています。

最後のほうでも触れますが、
そもそもの話、
歯磨きの仕方が悪くて
磨き残しがあり、
それが原因で口臭がある人は
私の方法を試すよりも先に
歯科医院にかかって
歯磨きのブラッシングの仕方を
徹底的に教わり習ってください。

そうすれば、
歯槽膿漏などの病気は
治るでしょう。
それで口臭の悩みが消えれば
私の方法を試す必要は
ないわけです。

小さな歯科医院
だけでは心配なら
大学病院にある口臭外来に
かかってみてください。

それで治れば
「本当に良かったですね」
で終わる話です。

マウスウォッシュを
試してもいいですし、
ちまたにあふれている
口臭改善のための商品を試すのも
あなたの自由です。

それでも治らなかったら、
ぜひ私の方法を
試してみてください。

口臭がある人の
苦しみ と つらさ が
私には分かります。

なぜなら、
私自身が
小学校の高学年から
30歳近くになるまでの
20年間以上にわたって、

どんなに歯磨きをしても
あらゆる口臭対策商品を試しても
消えることのなかった口臭に悩み
登校拒否をしたり、
自殺する寸前まで追い込まれるほど
苦しんだ経験があるからです。

それと同時に、
口臭のない生活が
どれだけ快適で
ストレスが無いものなのか、

そして、
それまでの人生を
どれほど無駄にしてきたのか、
ということも
身をもって知っています。

今では、口臭とは無縁の生活を
送れるようになったからです。

ここには
口臭と20年以上戦って
最終的に口臭を治して克服した
私の半生が書かれています。

再現性が高い方法なので
あなたの口臭も治るはずです。

特別な費用をかけずに
自宅で実行できて
1週間で口臭が治る方法です。

この方法を見つけ出すまで
20年以上かかりました。

ただし、血圧の高い人には
適さないので、やめておいてください。

大丈夫な人だけこの先を
読み進めて下さい。


私は現在50歳を過ぎましたが、
私の人生の大半は、
口臭との戦いそのものでした。

口臭を治せるようになるまで
本当に色々な遠回りをして、
膨大な時間とお金を無駄にしました。

ブレスケアも
あらゆる種類のマウスウォッシュも
全て試しました。
大学病院の口臭外来にも
行きました。

でも、全く効果がなく、
絶望感しかありませんでした。

口臭に苦しんだ経験が
無いであろう人が販売している、
口臭を治すことを謳った(うたった)情報商材も
今まで散々、買いあさりました。
でも、どれも役に立ちませんでした。

口臭に苦しんで、
もう死にたいと
本気でそう思った経験をした人間から見ると、
「こんな方法で治るような口臭なら最初から悩んでないよ」
と言いたくなる情報商材ばかりでした。

それなのに、
口臭対策の情報商材を新たに見つけると
「今度こそ治す方法が書かれているかもしれない」
と思って買ってしまう、
そして、読んでみて絶望する、
これの繰り返しでした。

その私が
どのようにして口臭を治して
本来の自分の人生を
取り戻すことが出来たのか、
順番にお伝えしていきたいと思います。

まずは、
どうして私が
常識外れの強烈な口臭を持つようになったのか、
これをまずお伝えしたいと思います。

話は、私が赤ちゃんの頃に
さかのぼります。

激烈な私の口臭の原因は
赤ちゃんの頃に
植え付けられたからです。

私の育った家庭は
両親が自宅で自営業をしていて
共働きでした。

高度経済成長期だったので
どこのお店も繁盛していて
私の両親の店も繁盛していました。
お昼の休憩を取る余裕もないほど
両親が忙しく働いているのを
私は子どもの頃に
間近で見ていました。

世の中が
まだ週休一日だった昭和の時代です。

週に1回あるお休みの日、
その頃まだ赤ちゃんだった私を
両親は温かく世話をしてくれて
いたようでした。

両親の実家からも
初孫の私を見たくて
はるばる遠方から
高齢のおばあちゃんが
来ていたようです。

その頃の写真が残っています。
その写真を見て
私は当時のことを
両親に教えてもらいました。

そんな写真の数々を見て、
当時は気付かなかったものの、
その後に医学の知識を得た私が
「これが口臭の原因だ」
と分かったことがあります。

それは、
離乳食の口移しです。

咀嚼能力(食べ物を噛んで飲み込みやすくする)が
低い赤ちゃんのために、
大人がまず食べ物を
自分の口の中に入れて
それを咀嚼して
ドロドロのお粥のようになった食べ物を
スプーンの中に吐き出して
それを赤ちゃんの口の中に
入れて与えるのです。

昭和の時代では
ごく普通に行われていたこと
かもしれません。

この「口移し」を
私の両親、それに、時々田舎から来ていた
おばあちゃんもやっていました。

この「口移し」ですが、
今では「やってはいけない」
こととされています。

当たり前です。
だって、大人の口の中の汚い細菌を
無菌状態と言ってもいい赤ちゃんの口の中に
人工的に移植してしまう行為なのですから。

「口移し」どころか、
「口臭移し」と言ってもいい行為です。

子どものその後の人生を
「口臭」の悩みで
つぶしかねない行為です。

悪気が無かったとは言え、
結果的には、
私の人生の大半を踏みにじった
この「口移し」をした
両親や祖母のことを
一時期はひどく恨んだものです。

今これをお読みになっている、
これから子どもを
育てる人たちには
この「口移し」を
絶対に、しないでもらいたいと思います。

口の中の細菌の構成は、
年齢とともに変化していきます。

子どもの頃は
口臭菌が少なくて虫歯菌が多い、
そして、年齢を重ねるほど
虫歯菌が減って
口臭菌が増えていきます。

虫歯菌は通常、
口臭の原因には
なりにくいものです。

虫歯菌が多いほうが、
虫歯にはなりやすくても
口臭にはなりにくい
ということです。

虫歯菌と口臭菌は
互いに敵対して
食い合っています。

でもおそらく
口臭菌のほうが強いのでしょう。
だからこそ、
年齢を重ねると
虫歯菌が減り
口臭菌が増えるのでしょう。

私は赤ちゃんの頃に
大量に口臭菌を
移植されてしまっていたわけです。

しかも、当時の私の父親は
歯磨きをする習慣がありませんでした。

世間一般の同年代の人よりも
私の父親の口の中には
口臭菌が多かったはずです。

そして、なんと私も
歯磨きをするように両親から
しつけられた記憶が1回もなく、
私が10歳になって
自主的に歯磨きをするようになるまで
たったの一回も
歯を磨いたことがありませんでした。

これはつまり、
私の口の中で、
口臭菌が好き勝手に繁殖して
虫歯菌が駆逐されていき、
口臭菌だらけの
とんでもない状態に
なっていったことを意味します。

これがもし、
毎日、毎食後、しっかりと
歯磨きをさせる家庭に育っていれば、
「口移し」をされてしまったとしても、
あれほど口臭に悩まされることは
おそらく無かったと思います。

当時の時代背景や常識からして、
「口移し」をされた子どもは
少なくなかったはずです。

中には、私のように
「口移し」をされて、そのうえ
歯磨きをする習慣を
しつけてもらえなかった人もいたと思います。

そんな人でも口臭に
悩んでいない人もいると思いますが、
これはおそらく口移しをした両親の口の中に
口臭菌が比較的に少なかったのだと思います。

稀に居るそうです。
歯を磨かなくても口臭が全く無い人が。

お笑いコンビ「レギュラー」のお二人のうち、
どちらの人なのか忘れましたが、
その方は、
10年間ほとんど歯を磨かないのに
口臭が全く無いそうです。

私からすると、
うらやましいにもほどがありますが、
そういうラッキーな人もいます。

話を元に戻します。
今でもよく覚えていますが、
当時の私は、
歯の表面には歯垢が厚く付着し、
舌で歯の表面を触わると
なだらかに凸凹ザラザラしていて、
爪でひっかくようにこすると
爪の間に歯垢が
たっぷり入ってくるような状態でした。

そして、舌の表面は真っ白で、
これも爪でひっかくようにこすると
爪の間に舌苔(ぜったい)が
たっぷり入ってくるような状態でした。

今考えれば不潔極まりない状態ですが、
当時の私はそれが普通のことで、
世の中の人全員が
自分と全く同じ状態になっている
と信じて疑いませんでした。

でも、当時の私には
たぶん口臭がほとんど無かったと思います。

私はよくしゃべる快活な子でしたが、
おしゃべりの相手が
臭そうにしている様子はなく、
むしろ異性からモテていたくらいです。

10歳のある日、
奥歯の乳歯が抜けました。

その歯から
大人の人の口臭と
同じ臭いがしました。

緑茶とドブが混じったような悪臭
と言うのでしょうか、
なんと表現すればいいのか分かりませんが、
とにかく凄い異臭、悪臭なのです。

当時の私はショックを受けました。
「大人の人みたいなクサい臭いがする…」

私が歯を磨き始めたのは
それがきっかけです。

それまでは
歯の表面を舌でなぞると
歯にこびり付いた歯垢で
凸凹してザラザラしていましたが、
歯を磨いて歯垢が除去されると
歯の表面を舌でなぞった時に
ツルツルして
何の抵抗も感じなくなりました。

「歯って、こんなにツルツルしているんだ…」
と軽くショックを受けました。

でも、
歯を磨き始めたと言っても
誰も教えてくれず、
磨くのは歯の表だけで、
裏側は一切磨きませんでした。

両親でさえ
正しい歯磨きの仕方を
教えてくれたことが
一度もありません。

自分が間違った歯磨きの仕方を
しているということにさえ
気付きもしませんでした。

本来なら、毎食後、
食べた後すぐに
歯の表も裏も含めて
全ての面を磨く、
これが正しいことです。

でも、当時の私は
歯を磨くこともあれば、
磨かないこともある、
しかも、磨いたとしても朝だけ、
それでいいんだ、充分なんだと
思っていました。

しかし、
小学校高学年になると、
だんだんと私の周囲の
友達の様子が変わってきました。

私とおしゃべりをするとき、
友達が手を鼻に持っていき、
くさい臭いを嗅いだ時と同じ反応、
つまり、鼻を押さえたり、
鼻をこすったりすることに、
私は気付くようになりました。

当時の私は口臭について
まだそれほどの危機感は
無かったのですが、
それでも、朝、学校に行くときの歯磨きに
「きれいになれ」
「においがしないように」
と念のような気持ちが
こもるようになりました。

この時もまだ
歯磨きをするのは朝だけで、
夜はしていませんでした。

その頃から
友達や周囲の大人、
テレビで目にするタレントや俳優の
歯や、口の中に
関心が向くようになりました。

すると、
ある一つのことに
私は気付きました。

私の舌の表面は
舌先から喉の奥のほうまで
びっしり真っ白なのに、
他の誰も、
私のように表面が真っ白の舌を
している人なんて一人もいない…。

舌の表面の奥のほうだけが
少し白っぽい人は
たまに見かけますが、
私のように、
舌先からのどの奥のほうまで
舌の全ての面がびっしり真っ白に
なっている人が
一人もいなかったのです。

舌の表面に付着する白いものは
「舌苔」=ぜったい
と読み、これの正体は菌そのものです。

当時の私は
そのような難しいことは
全く知らなかったのですが、
「どうやら、舌に付いている
この白いものが
ニオイに関係しているようだ」
ということは
何となく分かりました。

そこで、当時の私は
歯ブラシで舌の表面を
ゴシゴシ、ゴシゴシと
こするようになりました。
でも、ほとんど取れません。

当たり前です。
分子のレベルで
固く結合して
いるのですから。

取れた!と思っても
口を閉じて開ければ
すぐに元通り真っ白に
なっています。

今の私であれば、
舌の表面をゴシゴシこすっても
舌苔は消えないし、口臭も消えない
ということを知っています。

でも当時の私には
そんな知識はなくて
必死に舌を磨いていました。

口臭は全く消えず、
おしゃべりの相手が
鼻に手を持っていくことに
変化はありませんでした。

おしゃべり相手の仕草について
最初は、ほとんど
気にしていなかった当時の私ですが、
それが何年も続くと、
だんだんそのことで
頭がいっぱいになってきて、
寝ても覚めても
気になるようになっていきました。
ノイローゼに近い状態
だったかもしれません。

中学生になると思春期に突入し、
なお一層、清潔さについて
関心が高くなります。

ちょっとでも不潔な面が出ないように
「身だしなみ」、「朝シャン」、「口臭エチケット」
というようなワードが
全ての生徒の
頭の中の大半を占めていて
学校全体がピリピリしているような
そんな雰囲気さえ
私は感じていました。

そんな雰囲気の中で
口臭を気にしながら共同生活をするのは、
もう精神的に拷問と同じです。

小学校の時よりも
なお一層、
私とおしゃべりをするときに
相手が鼻をおおい隠したり
指でこすったりする
仕草が増えていきました。

居たたまれなくなった私は
ノイローゼになり、
ついに登校拒否に
なってしまいました。

それまでの私は
運動も勉強もできる存在として
見られていました。

そんな私が
登校拒否になったので、
私を知っている人たちは
非常にびっくりしただろうし、
私も自分自身が登校拒否をするなんて
思いもしなかったので、
(登校拒否なんて、
ドラマやニュースの中だけの話
と感じていました)
自分が落ちこぼれて
好奇の目を向けられる存在に
なってしまったという現実に
私もショックを受けていました。

2年ほど登校拒否をしたものの
何とか高校には進学できました。

偏差値が45くらいの
学力的には完全に底辺校です。

意外にも、
底辺校にある独特の
気安さ、だらしなさ、
私はこの雰囲気に救われました。

どれだけ優秀かを競い合ったり
相手を蹴落としても上を目指す
というような雰囲気が全く無く、
全ての生徒が
勉強のできない落ちこぼれ
であることを自覚していて、
それでいて、明るく楽しく
生きている、
ダメな奴でも拒否されず、
共存できるような
そんなゆるい雰囲気に
満ちていたからです。

この頃、ちょうど
リステリンなどのマウスウォッシュが
市販されるようになり、
私はそれに飛びつきました。

しかし、今になって思えば、
これが間違いでした。

マウスウォッシュの本体は
アルコールです。
アルコールで口の中を
殺菌する商品です。

でも、
アルコールで
殺菌できる菌と
殺菌できない菌が
いるのです。

そんなことは
のちのち医学部で勉強するまで
知りもしませんでした。

マウスウォッシュを使うことによって
アルコールで殺されない菌だけが
生き残り、そして、それが増えていきます。

マウスウォッシュを使い始める前、
私は自分ではそれほど
口臭を感じませんでした。

相手が鼻を押さえるから
「たぶん自分には口臭があるんだろうな」
と分かる感じでした。

しかし、マウスウォッシュを
使うようになって数か月後、私は
とんでもない変化を自覚しました。

それは、
夏のゴミ置き場のゴミ箱から
漏れ出ている、
腐った生ゴミから染み出てきた液体の悪臭、
悪臭と言うには生易しいほどの
激烈な悪臭が
笑った時の自分の口から
吐き出されていることに
自分ではっきりと気が付いたのです。

自分で気付くほどのニオイですから
他人からすれば、
それはもう物凄い強さの
ニオイだったと思います。

そのことに最初に気付いた時に
おしゃべりをしていた相手の、
私の口から吐かれた息の
あまりの激烈な悪臭ぶりに
「うっ!!!」
と鼻を押さえて驚いていた様子は
今でも私の脳裏から離れません。

もしこれが
偏差値の高い高校だったら
そうした噂が
次の日には学校中に広まり、
嫌がらせやイジメになって
いたかもしれません。
そんな気がするのです。

でも私の通っていた学校は
ゆるい雰囲気だったので、
そういうこともなく、
噂も全く広まりませんでした。
本当にラッキーだったと思います。

当時の口臭の状況としては、
上下の唇を開けて
上下の歯を合わせた状態で
歯のすき間に空気を通すような感じで
口で息をスーハ―、スーハ―して数回くらい
繰り返すと、
その激烈な悪臭が再現されました。

そんなことは
それまで一度もありませんでした。

何が起こったのか
当時の私には分からず、
ただただ茫然として
ショックを受けているだけでした。

マウスウォッシュを
使うようになってからのことです。

おそらく、
虫歯菌が殺菌される一方で、
アルコールに耐性を持つ
ある種の口臭菌だけが殺されずに
生き残って増殖した結果だと思います。

これを境に、
私は満足に笑うことも
できなくなりました。

家の中でも外でも
一人の状態になると、
すぐに、先ほどのスーハ―、スーハ―をやって
自分の口臭の有無を確認していました。
でも、口臭が無いことなんて
一度もありませんでした。
それでも確認せずには
居られないのは
強迫観念のせい
だったと思います。

口臭のせいで
本来の人生を送れず
悶々と鬱屈していた当時の私は、
何かを変えたい
人生を好転させたい
という思いが非常に強く、
かなりの努力をして
医学部に進学しました。

私が通学していた
偏差値45の底辺高校は
創立50年以上でしたが、
医学部に進学したのは
私が初めてでした。

裏口入学ではないのかと
担任の先生が何度も
私に確認してきました。

誓って言いますが、
学力で受験を突破して
入学しました。
完全に実力です。

医学部に入ってからも
口臭の悩みが常につきまとい、
死ぬようなつらい日々でした。

友達なんて一人もいませんし、
友達を作っても苦しいだけなのは
それまでの経験から分かっていたので
作ろうとも思いませんでした。

自分の大学ではなくて
他の大学病院の口臭外来に行って
相談したこともあります。

でも私の口臭を治す目的には
全く何の役にも立ちませんでした。

国家試験に合格して
医者になると、
違和感なく公然と
マスクを着用できるので
それが救いでした。

でも、マスクだけではダメなんです。

これを読んでいる人はおそらく
物凄く強い口臭に今も悩まされて
苦しまされている人だと思うので、
分かると思いますが、
マスクをしていても、
口臭というものは、
マスクのすき間から出ていって
相手の鼻に悪臭が到達して
しまうんですよね。

マスクをしていないより
いくぶんマシですが、
でも、マスクをしていても
口臭を感じ取られてしまう、
そういう状態のほうが
じつは精神的につらいんです。

なぜなら、
「え…、この人ってマスクしているのに、
それでも分かってしまうほど口臭が強い人なんだ…」
と相手に思われてしまうからです。

そうなると当然、言葉が少なくなります。
でも医者なので、
患者に説明しないといけませんし、
他の医者や看護師たちとも
仕事上、口頭で必ず申し送りを
しないといけません。
とてもつらい日々でした。

なるべく息を吐かないように
しかも、
そうしていることがバレないように
何とかうまく誤魔化して
必要最小限の会話だけ
するようにしていました。

研修医の頃の私は、
舌苔(舌の表面の白い付着物)を、
100円均一ショップで販売しているような
毛抜きでつまんで
除去しようとしていました。

そんなことをしても
気休めに過ぎないのですが、
当時は
それで効果があると
信じていました。

舌の表面には時々
大きめの味蕾(みらい)という組織があって、
誤ってそれを毛抜きでつまんで
引っ張ってしまうと
少量ではない出血をするのです。
強い痛みも伴います。

それでも何年間かは
毛抜きで舌苔を除去しようと
していました。

医者になってから、
医学知識というフィルターを通して
古今東西の、
口臭のある人達のエピソードを
読み漁ったり、
ちょうどその頃に
普及し始めていた
インターネットも利用して
口臭を治す方法を
模索していました。

晩年の毛沢東が歯も磨かずに
酒池肉林の宴を催していたのを
知ったり、
「ローマの休日」で
女優オードリーヘップバーンの相手役を務めた
グレゴリーペックが
実は当時から口臭が強い事で有名だったとか
そんなどうでもいいような情報も含めて
あらゆる角度から口臭についての情報を
しらみつぶしに探しました。

口臭の原因は
口の中の真菌(カビ)だと本で読めば
自分で抗真菌剤(カビを殺す抗生物質)を処方して
口の中で長時間含んだりしていました。

あるいは、ある種のアメーバ菌が
口臭の原因だと本で読めば、
それを殺す作用のある抗生物質を使ってみました。

いずれも全く効果はありませんでした。

ただ、それまで生きている中で、
3回だけ舌苔が全くない状態の
自分の舌を見たことがあります。

今考えればそれも当然なのですが、
当時は、どうして突然、自分の舌が
きれいな状態になったのか
訳が分かりませんでした。

1度目は、
夜寝る前に、
何を思ったのか
数えきれないほどの回数
ガラガラと
うがいをしたことが
あったのです。

翌朝、鏡を見ると、
舌の表面から
真っ白な舌苔が
きれいさっぱり全て消えて
それまで見たことも無い
鮮やかで綺麗なピンク色に
なっていました。

2度目は、
風邪をひいて
咳と痰が止まらなかった日の
翌日です。
この時も1度目と同じく
舌から舌苔が消えて
綺麗になっていました。

3度目は、
口臭ケアタブレット「BREO」を
初めて使ったとき、
使ってすぐに舌苔が消えて
舌がきれいになって
びっくりしたのを
今でもよく覚えています。

とくに1度目と2度目については、
後年になって謎が明らかになり、
今ではそれを
いつでも再現できます。
その方法をあとでお教えします。

その後、上記3つの方法を
何度も試して
舌苔を除去しようとしましたが、
一度も再現できませんでした。

再現できなかった理由を
今なら理解できますが、
当時は全く分からず、
悔しく感じました。

医者になって研修医を終えて
数年が経過した頃、
歯列矯正で
歯並びをきれいにしました。

その時に
歯の磨き方を
歯科衛生士さんに習いました。

磨けているつもりになっていても
実は磨けていなくて
歯垢が貯留している場所があって
びっくりしました。

歯垢が貯留しやすい場所は
歯列によって違います。

歯列は十人十色ですから、
人の数だけ
歯垢が貯留しやすい場所が異なるわけで、
正しい歯磨きの仕方は、
その人それぞれで違うわけです。

これを読んでいる人は
必ず歯科医院に行って、
自分に適した正しい歯磨きの仕方を
習いに行ってください。
歯垢を残さない歯磨きの仕方を
手取り足取り教えてくれます。

時を同じくして、
ある時に私は
とある会話を耳にします。

※黒い丸の部分については
 あえて伏せています。
 今は読み飛ばして下さい。

『●●●●●●●●●●●●
 ●●●●●●●●●●●●
 ●●●●●●●●●●●●
 ●●●●●●●●●●●●
 ●●●●●●●●●●』

この何気ない一言が
私の人生を変えた
と言っても
過言ではありません。

●●●●●●●●●●●●

やってみると分かりますが、
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
でも当時の私は
「どうやらこの
●●●●●●●●●●●●
と直感的にその良さを感じていました。

●●●●●●●●●●●●
私は一つの変化に気付きました。

それは、舌苔が減り始めたのです。

そして、今まで一度も味わったことのない
「口の中に何も味がしない状態」
になったのです。

それまでの私は、
歯磨きをした直後からすでに
口の中に何かしらの味のようなものを
感じていました。

その味の発生源は、
舌の表面にある白い舌苔です。

そうです。
当時の私には、
歯磨き直後から味を感じてしまうほどの
分厚く大量の舌苔が常に
舌の表面をおおっていたのです。

その分厚く大量の舌苔が、
●●●●●●●●●●●●
によって減り始めたのです。

そして、ついには
全く舌苔が付着していない状態にまで
なったのです。

舌がきれいになっていきました。
私は人生で一番と言って良いほど
感動しました。

直観的に
「これだ!!!」
と思いました。

ただ、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

その時の私は
まだ気付いていませんでした。

その●●●●●●●●●
何が改善することによって
舌苔が消えるのか、ということを
当時の私はまだ知りませんでした。

●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
私は試してみました。

すると、
効果がばっちり出ました!

●●●●●●●●●●●●
をしなくても
ちゃんと舌苔が消えたのです。

そこでようやく
私は気付くことが出来ました。

●●●●
●●●●●●●●●だけ
では不十分で、
●●●●●●●●しないと
舌苔は消えないし、
それはつまり口臭も消えない
ということなのだと。

歯磨きの時、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
なおかつ、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
ということに気付きました。

ただし、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
やってはいけません。

●●●●●●●●●●●●
それの主な目的は、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
それこそ大変です。
●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●
と掲示していたのはそのためです。

もしどうしても
歯磨きのできない環境で
過ごさないといけない、
という状況になったら、
その場しのぎになりますが、
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●

そうすれば、
強い口臭を
相手に感じさせずに済むと思います。
私はそうして急場をしのいでいます。

以上の通りに真似をしてもらえば、
口臭の悩みから抜け出せると思います。


核心部分を黒い丸●に
伏せさせてもらいました。

最初は
無料で公開することも
考えました。

私自身、全く
お金に困っていないからです。

でも、それはやめました。

なぜなら、

口臭に悩んでおらず
興味本位だけの人を
遠ざけるため、

そして、

口臭に悩んでいない人を
助けて無臭化の手助けを
してしまうと、

日常生活に支障が出るほど
口臭に悩んでいる人たちの
ニオイが余計に
社会の中で目立ってしまって
口臭に悩んでいる人を
もっと苦しめることにつながります。

それは絶対に避けたかった。

このページの飾り気を消して
画像も付けなかったのも
それと同じ理由です。

興味本位の人は、
素っ気ない作りのページに飽きて
すぐに立ち去るだろうと。

その一方で、
本気で口臭に悩んでいて、
治し方を探している人なら、

ページの作りなど気にせず、
書かれている内容だけを
真剣に読んでくれるだろう、
そう思ったからです。

口臭に悩んでいなくて
興味本位の人間を
とにかく排除したかった。

購入費用として数万円という
ハードルを設ければ、
興味本位の人は
さすがに買わないだろう
と思いました。

口臭に悩んでいる人には
本当に申し訳ないのですが、
数万円はご負担頂きたい。

数万円という
どう考えても安くない金額で
購入しても、
決して後悔させない自信が
私にはあります。

どんな人の口臭も
100%必ず治る
とは断言しません。

効きづらい人も
いると思います。

でも、ほとんど全てと
言ってもいい人たちにとって、
私が今でも毎日実施している
方法は、医学的な理論に
照らしても、
口臭を消す確実性の高い方法と
言えるものです。

私の方法で治らないなら、
あとは口臭のない人の
口内細菌を培養して
口臭の有る人の口内へ
移植するくらいしか
治す方法がありません。

そんな方法は
今はまだ存在しませんし、
また、
菌が口内に安定的に
定着するまで
おそらく何十回も
移植を定期的に
繰り返さないと
いけないはずで、
全く現実的ではありません。

そういった非現実的な話の前に
そもそもの話ですが、
歯磨きの仕方が悪くて
磨き残しがあり、
それが原因で口臭がある人は
私の方法を購入するよりも
先に歯科医院にかかって
歯磨きのブラッシングの仕方を
徹底的に教わり習ってください。

そうすれば、
歯槽膿漏などの病気は
治るでしょう。
それで口臭の悩みが消えれば
私の方法を購入する必要は
ないわけです。

小さな歯科医院
だけでは心配なら
大学病院にある口臭外来に
かかってみてください。

それで治れば
「本当に良かったですね」
で終わる話です。

マウスウォッシュを
試してもいいですし、
ちまたにあふれている
口臭改善のための商品を試すのも、
あなたの自由です。

それでも治らなかったら、
ぜひ私の方法を
実施してみてください。

数万円の購入費用が
「安かった」
「もっと早く知りたかった」
と思うはずです。

いずれにしても、
何を信じ、
何を選択するのかは
あなたの自由です。

あなたが選択をする上で
何かのお役に立てば
という思いから
一つお伝えしておきます。

医師や歯科医師の中に、
私生活に完全に支障が出る私ほどの
強烈な口臭を持つ人は、
まず居ません。

口臭を治すために
私ほど試行錯誤を繰り返し、
考え得るあらゆる事を
試した医師や歯科医師は、
実際に一人も居ないと思います。

人というのは他人事だと、
どうしても本当の意味で
本気になれない、
どこかでやはり他人事と言うか

『これを成し遂げなければ
 生きていけない、死ぬしかない』

このくらい危機感を持って
気が狂うほど考え、
寝ても覚めても没頭して
口臭を治す方法を考えることは、
現実問題として
絶対に出来ないでしょう。

たとえば、
いつもと変わらない普通の状況で
「本気で走って下さい」
と言われて走るのと、

ナイフであなたを刺そうと
追いかけて来る通り魔から
逃げるために本気で走るのと、
どちらのほうが
より真剣で速く走れると思いますか?

それと同じです。

私は本当に
20年以上にわたって口臭に苦しみ、
自殺さえ考えて包丁をお腹に当てて
何度も振りかぶって
本気で刺そうとした人間です。

しかし、
どうしても死ぬ勇気が無くて刺せず、
今度はそんな自分の弱さに
気が狂いそうになり、
どうしていいか分からなくなった
ドン底を経験した人間です。

口臭に悩んだことが
ないような医師や歯科医師に比べて、
口臭を治したいという、
この私の思いや気持ちの
真剣さや危機感は、
そんな連中とはレベルと桁が違います。

口臭治療は、
医師よりも歯科医師の扱う領域です。

歯科医師は、
歯科領域しか扱えませんが、
医師は、
歯科領域も含めて何でも扱えます。

こう言っては何ですが、
歯科医師というのは、
医師になれる学力が無いから
仕方なく成る人がほとんどです。

最初から歯科医師を目指す人は、
非常にまれです。
みんな最初は
医師を目指すのです。

それが叶わないから
仕方なく歯科医師になるケースが
ほとんどです。

言ってみれば、
その程度の学力であり、
その程度の頭の出来なのです。

その程度の人たちが、
他人事の気持ちで取り組む口臭治療、
そんなものが
私の口臭の改善に
何の役にも立たなかったのは、
私から見れば、
全く不思議な事ではありません。

「あなた方では、
 その程度の治療しか考え出せないよね。
 だって、あなた方には、
 口臭の悩みなんて
 他人事だもんね」

これが、
20年来の強烈な口臭の治し方を
自ら考え出した、
医師である私の本音です。

ネットで検索すると、
口臭治療と銘打った
動画やホームページが
山ほど出てきます。

ほぼ全てを網羅して見ましたが、
私の感想は全て同じです。

「その程度のことで
 治るような口臭なら
 そもそも悩まないよね。
 やはり、あなた方にとって
 口臭なんて他人事なんだよね。
 それ以上のレベルの治療を
 考えようとしていない。
 思考停止している」

その程度で治るような
口臭の患者には役に立って
いるのかもしれませんが、
効果があまりにも限定的すぎます。

私から見ると
治療のレベルが低すぎです。
思考停止しているとしか
思えないような内容です。

私が頼って通院した20年前と比べて
口臭治療の内容が全く同じで、
何の進歩もしていません。

よく堂々と
「口臭外来」などと
名乗れるものだな、
恥ずかしくないのかね、
と思います。

すみません。
私の口臭を治してほしかったのに
全く治らず、何の改善もなく、
絶望感のどん底に叩き落された、
その無念、悔しさもあり、
愚痴が漏れました。

話を元に戻します。

いずれにしても、
一つ言えることは、

このホームページに
書かれていることは
全て私の
実体験であり事実であり、
嘘偽りは全く無い
ということです。

どんな方法であれ、
あなたが口臭の悩みから
解放されることを願っています。


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